工芸館
車いすの和通信に掲載協力してくださったお店の情報と魅力を紹介!!
薩摩錫器工芸館 岩切美巧堂
霧島市国分にある1916年創業の岩切美巧堂さんが創業100年の際に建てた薩摩錫器工芸館。以前は県内にたくさんあった錫の工房も今ではわずか2工房のみ。機械化が進みゆくなか、錫はやわらかいがゆえに最後の仕上げは人の手で、そして職人の技術と経験が最も必要とされ、曾祖父の代から引き継がれる伝統の技が、錫器の輝きを生み出している。工芸館では、錫器の展示販売の他、錫器の皿の制作は車いすでも体験でオリジナルの皿が作れます。展示室には錫器がショーケースに並んでおり、その美しさに思わずため息がこぼれます。展示室の奥には岩切美巧堂さんの歴史のコーナーも。ぜひ、お気軽に立ち寄って錫器の作品を見て作って楽しんでみてください。
店舗道路向いにあり
(障害者用駐車スペースなし)
バリアフリートイレなし
自動ドア…85cm
○店舗道路向かいの駐車場にとめた際は、交通量があるので気を付けて道路を渡ってください
○駐車場は道路向いは舗装されています
東側は砂利が深めです
○店舗情報
・館内は段差もなく、広くてゆっくり見学できます
・テーブル(皿作り体験)の高さ…68㎝
○最寄りのバリアフリートイレは、タイヨー国分店にあり
霧島市国分中央4-18-2
0995-45-0177
営業時間
月~土 8:00~12:00/13:00~17:30
日曜日 9:00~12:00/13:00~17:00
定休日 年末年始(12/31~1/3)
HP https://www.satsumasuzuki.co.jp/
Instagram iwakiribikoudo
今村茶園
霧島市隼人町嘉例川にある今村茶園さんは、鹿児島空港の近くでお茶の栽培かと加工、販売までをしています。工場の周りにはお茶畑が広がり、心地よい風が吹き抜け、またすぐそばで飛行機の離着陸も楽しめます。
今村茶園独自の味を作り出すために、育てている5種類のお茶の葉をその年の出来に合わせてブレンドしている。その他にも安全で美味しいお茶作りのため、一部の畑には海外の技術も取り入れ科学資材を使わないニームの導入や、ダニ除けのために地元の黒酢を使用(詳しくはHPをご覧ください)。
事前に連絡すれば車いすでもお茶畑や工場の見学できるので興味のある方はぜひ。飲んだ後の茶殻や古くなったお茶の葉を使って茶香炉もおススメ。アロマテラピー効果と消臭効果で心も部屋もリフレッシュ。
今村茶園の美味しいお茶で、ホッと茶いっぺタイムはいかがですか?
店舗前にあり
(障害者用駐車スペースなし)
バリアフリートイレなし
工場入口ドア(引き戸)幅…79cm
〇駐車場…工場前の広場をご利用ください
○工場情報
・開き戸(工場入口)…79cm
・工場内はとても広く車いすでもゆっくり見学可能
〇最寄りのバリアフリートイレは今村茶園さんのすぐ近くにある空港公園にあり
薩摩切子伝承館 ART DESHIMARU
薩摩切子伝承館ART DESHMARUさんは、霧島市隼人町小浜のドライブイン小浜と同じ敷地内にあり、2022年8月10日にオープンしました。霧島市国分の薩摩切子の切子師の「弟子丸努」さんの作品を展示・販売がされており、カット体験も楽しめます。
弟子丸さんは高校卒業後、薩摩切子を復活させた年に入社し薩摩切子の開発に携わり、2011年に霧島市国分に「美の匠 ガラス工房 弟子丸」を設立。 弟子丸さんは薩摩藩に仕えた武士の子孫で、時を超えて島津家が始めた薩摩切子に携わっているのもロマンがありますね。国分の工房は車いすでは見学できないので、「ART DESHIMARU」では、車いすでも楽しめるように考えて建てられたそうです。館内はとても広く、ゆっくり見学や買い物もでき、カット体験まで車いすで楽しめます。カット体験をしてみるとさらにその技術のすごさを実感できます。店内に入ると色鮮やかで綺麗な作品が並び、奥のスペースにもランプシェードやステンドグラスも飾ってあり幻想的です。ぜひ、薩摩切子の世界をご堪能下さい。
敷地内にあり
(障害者駐車スペースなし)
バリアフリートイレあり
自動ドア…135cm
○敷地内には駐車場がたくさんあります
○建物前の砂利の広場にはレンガの道があり、緩やかなスロープになっています
○店舗情報
・館内は段差もなく、広くてゆっくり見学できます
・テーブル(カット体験)の高さ…70㎝
・バリアフリートイレあり
便座の高さ47㎝
手洗いの高さ64㎝
※バリアフリートイレがありますが、壁側にしかまだ手すりがありません。両方または壁側と反対の手すりが必要な方は、最寄りのバリアフリートイレは、A-Z隼人店にあり
国分酒造株式会社
国分酒造株式会社さんは、霧島市国分の市街地から少し山手の方にあり、美味しい水が取れ、黒石岳も望むことのできる景色の良い場所にあります。長く愛されている「さつま国分」などの米麹の焼酎だけではなく、業界初の芋麹を使った焼酎も製造しています。さらに、大正時代に存在した芋「蔓無源氏」を地元農家さんや国分中央高校に協力をもらい復活させ、100%の芋焼酎を実現。杜氏の安田さんの飽くなき探求心から、昔の論文を読み、明治維新当時の焼酎を「維新ノ一滴」で再現。
安田さんの焼酎作りにかける熱い思いにほれ込んで焼酎マイスターを取得されたファンの方も。コロナが落ち着いて見学が再開されたら見学されてみてくださいね。
代表の笹山さんが「工場を大きくして生産を増やすのではなく、より美味しい焼酎を作っていきたい」と話をしてくださいました。
思いを込めて大切に作る美味しい焼酎をぜひ今夜の「だいやめ」にいかがですか?