「えがおの輪」について
「えがおの輪」とは
えがおの輪は、霧島市を中心にみんなが楽しめるまちづくりを目指して活動をしています。
2015年に代表の植山が個人ではじめた「車いすの和通信」が始まり。
その後手伝ってくれる仲間が増え、チームの名前が「えがおの輪」となり、2022年までは車いすの和通信を発行してきました。そして2023年から「えがおの輪通信」へと変わりました。
内容も車いすユーザーだけに向けて発信していましたが、他の障害の方や、高齢の方、介護をされている方も楽しめる通信作りをしていきます。
車いすの和通信で掲載していた情報はそのままえがおの輪でも引き続き掲載します。
これからは多くの方からアイデアをいただき、みなさんで一緒にまちづくりができたらと思っていますので、ご協力よろしくお願いいたします。
車いすの和のはじまり
私が車いすの和を始めるきっかけは、3年前にいつも持ち帰りをしているお好み焼き屋「安さん」の前を通りかかった時でした。
安さんの若女将さんが、「久しぶりだったね!元気だった?見かけないから心配してたよ」と声を掛けて下さいました。
その声掛けがとても嬉しくて、声掛けこそが障がい者と健常者の壁を無くすため、そして災害時にもお互いに声を掛けあえるための大切な一歩だと感じました。
僕のように近所に声掛けのできるお店を見つけるきっかけ作りの為に、車いすでも入れるお店を紹介してみたいと思ったのがはじまりです。
その後、当時息子が通っていた小学校から、講演会の依頼がありました。
息子の学年の生徒に話をした後に、たくさんの子どもが僕のそばに来てくれて素直な質問をしてきたり笑顔で話しかけてくれる姿を見て、
子どもは偏見がないと感じました。
将来子どもにとって車いすが「当たり前」になるために、すぐにでも通信を作っていき発信する事を決意し、妻の知人に通信作りの手伝いをもらいながら2015年の1月から「車いすの通信」を発行しました。