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車いす歴20年


今年の3月2日で車いす生活になって20年になりました(^-^)

あっと言う間の20年。

健常者から障がい者になって感じてきたこと見えてきたことが、

たくさんあります。

(あくまで個人的感想です)

そのうちの2つほど書きます。

まずは差別。

もちろんないとはいいません。

僕も通りざまにニヤッとされて「可哀そうに」といわれたこと、

気持ち悪いと言われたことはあります。

でも、わずかです。

むしろ、手を差し伸べてくれる人の方が圧倒的に多いです(^-^)

差別をする人は、障がい関係なくすると思います。

小さいころ「貧乏」と石の投げられたこともあるので、

そっちの方悔しかったです。

しかも、追っかけて捕まえようとしたら、

相手の足がすごく速くてさらに悔しかった(笑)

実は7年ぐらい前に同じ障がい者の人から、

「君は私より下の人間だと、君みたいなバカにもわかるよね」

と言われたことがあります。

確かに僕は勉強が苦手で、難しい話は眠くなりますが....(笑)

平等と叫んでる障がい者の団体のトップが、差別を平気でしている。

障がい者でも差別をする人もいるということです。

障がい者同士がそんなことがあるのに、健常者だけに「差別だ!」と

訴えるのは違う気がしてます。

次に障がい者も健常者も中身は同じということです。

僕も車いす生活なって、今でも間違いもたくさんしするし、

迷惑もかけています。

時には怒ることもあるし、泣くことや笑うこともあります。

けっして「いい人」や「頑張ってる人」ではなく、みなさんと同じ。

むしろ、健常者の方の方が頑張っていて、さらに辛い思いもしてる人が、

たくさんいる思います。

事故前から変わったことは、人を殴らなくなったことぐらいです(-_-;)

事故前に殴ってしまったみなさん、本当にすみませんでしたm(__)m

わずかの人ですが「人権」を盾に、健常者を苦しめる障がい者もいることも事実。

障がいを言い訳にして、仕事をせずに給料を求め、払わないと差別と叫ぶ人も。

障がい者自ら壁を高くしてる人もいることを、障がいを持って初めて見えてきました。

Bob Marleyの言葉で、

「指をさして人を非難する前に、君のその手よごれてないか確かめてくれ」

という言葉があります。

まさしくその通りで、まず同じ障がい者同士の行いから改めることが、

先だと思います。

これからは、してもらって当たり前ではなく僕ら障がい者も

障がいの有るなし関係なく困ってる人に手を差し伸べ、

みんなで一緒に助け合って生活をしていけたらと思ってます。

そして、僕が間違ったこをしたり迷惑をかけた時は、

遠慮なく注意をしていただけたら嬉しいです(^-^)

注意されて、はじめて気が付き成長していけます。

もし読んでくださった方がいらっしゃいましたら、

長い文章に付き合っていただきありがとうございましたm(__)m


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