車いす歴20年
- tatsuueyan
- 2017年3月23日
- 読了時間: 3分
今年の3月2日で車いす生活になって20年になりました(^-^)
あっと言う間の20年。
健常者から障がい者になって感じてきたこと見えてきたことが、
たくさんあります。
(あくまで個人的感想です)
そのうちの2つほど書きます。
まずは差別。
もちろんないとはいいません。
僕も通りざまにニヤッとされて「可哀そうに」といわれたこと、
気持ち悪いと言われたことはあります。
でも、わずかです。
むしろ、手を差し伸べてくれる人の方が圧倒的に多いです(^-^)
差別をする人は、障がい関係なくすると思います。
小さいころ「貧乏」と石の投げられたこともあるので、
そっちの方悔しかったです。
しかも、追っかけて捕まえようとしたら、
相手の足がすごく速くてさらに悔しかった(笑)
実は7年ぐらい前に同じ障がい者の人から、
「君は私より下の人間だと、君みたいなバカにもわかるよね」
と言われたことがあります。
確かに僕は勉強が苦手で、難しい話は眠くなりますが....(笑)
平等と叫んでる障がい者の団体のトップが、差別を平気でしている。
障がい者でも差別をする人もいるということです。
障がい者同士がそんなことがあるのに、健常者だけに「差別だ!」と
訴えるのは違う気がしてます。
次に障がい者も健常者も中身は同じということです。
僕も車いす生活なって、今でも間違いもたくさんしするし、
迷惑もかけています。
時には怒ることもあるし、泣くことや笑うこともあります。
けっして「いい人」や「頑張ってる人」ではなく、みなさんと同じ。
むしろ、健常者の方の方が頑張っていて、さらに辛い思いもしてる人が、
たくさんいる思います。
事故前から変わったことは、人を殴らなくなったことぐらいです(-_-;)
事故前に殴ってしまったみなさん、本当にすみませんでしたm(__)m
わずかの人ですが「人権」を盾に、健常者を苦しめる障がい者もいることも事実。
障がいを言い訳にして、仕事をせずに給料を求め、払わないと差別と叫ぶ人も。
障がい者自ら壁を高くしてる人もいることを、障がいを持って初めて見えてきました。
Bob Marleyの言葉で、
「指をさして人を非難する前に、君のその手よごれてないか確かめてくれ」
という言葉があります。
まさしくその通りで、まず同じ障がい者同士の行いから改めることが、
先だと思います。
これからは、してもらって当たり前ではなく僕ら障がい者も
障がいの有るなし関係なく困ってる人に手を差し伸べ、
みんなで一緒に助け合って生活をしていけたらと思ってます。
そして、僕が間違ったこをしたり迷惑をかけた時は、
遠慮なく注意をしていただけたら嬉しいです(^-^)
注意されて、はじめて気が付き成長していけます。
もし読んでくださった方がいらっしゃいましたら、
長い文章に付き合っていただきありがとうございましたm(__)m
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